弊社では精密、微細、高精度加工を手掛けることが大変多く、
また試作型の製作時、
一般公差部の精度を±0.01以下としているため、
段取りの際は気を付けなければならないことが数多くあります。
その事例の1つにエンドミル等をチャッキングしたのち
ツールごとにダイヤルピック等で振れを確認します。
振れを5ミクロン以下に抑えた工具で加工を行う事で、
狙い値通りにミクロン単位の高精度加工ができます。
また刃物の寿命をより伸ばす事ができ、
コスト的にも大変有効です。
しかし欠点としてコレットによる締め付け具合や、汚れの付着等により、
振れを抑えるまでに時間がかかってしまう場合があります。
そこで弊社では焼きばめ式のツールセットを導入しております。
極力、振れが起きない構造で、
無駄なツールつけ直しの手間を省き、
簡単で素早い段取りを実現し、
高精度かつ短納期の加工、型に対応できるようにしております。
担当:S(MC)