精密部品では、摺動部や機構部の
キズ・バリ・打痕には大変神経を使います。
微細な切削品や成形品のバリについては
目視でなんとか対処できますが、
Ra0.4以上の高い面精度が要求される場合などは
カッターパスや治具による小キズや微小の段差、
ウエルドやフローマーク、型スレ等は、
目視による確認で製品面の状態を把握する事が困難です。
そこで、面粗度測定器を使用して、
どの程度の面に仕上がっているか分かれば、
修正に素早く取り掛かれます。
測定値に問題がなければ、
自信を持って納品する事も出来ます。
また、加工面を数値化する事によって
過剰品質によるコスト増を押さえ、
加工条件を見直す事で
コストダウンにもつなげる事が出来ます。
担当:H(検査)