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Ⅱ. 精密成形・金型における工数削減と品質向上のポイント

②微細成形部品におけるゲート設定のポイント

Before

サブマリンゲートとバナナゲート

サブマリンゲート、バナナゲート

サブマリンゲートやバナナゲートの型設計の場合、ゲートこまの作成など、加工工程・入れゴマの個数が増えてしまいます。そのためコストや部品の製作日数の増大を招いてしまいます。また、製品にショートやヒケ等が発生した場合には、ゲート数を増やしたりして調整対応することが困難となります。

After

ジャンプゲートとサイドゲート

ゲートカットの工数が増えるが、トータルでの工数が減る

側面に手作業でのゲートカットの跡がつきますが、サブマリンゲートやバナナゲートのような複雑な構造からジャンプゲートに変更することで、ゲートコマの省略や加工工程、時間を短縮することができます。また、成形時にヒケやショートが発生した際も対応が容易になり、コストダウンにつながります。

微細加工時のコマ点数省略

サブマリンゲートやバナナゲートのような複雑なゲート形状を、ジャンプゲートのような形状に変更します。その結果、側面にゲートカットの凹0.1mm程度の食い込みが発生しますがコマ点数の省略や加工時間の大幅な短縮化を図ることができコストダウンにつながります。