微細加工部品の内部応力
板形状の薄物部品などでは、加工すると熱や内部応力によって反りが出てしまいます。この場合、形状は出すことができますが、100分台での平面度や平行度を出すことが難しく、高精度部品を加工する場合には精度を満たせないケースが多くなります。
微細加工部品の粗取り・仕上げ
2面加工の品物でも最初に両面共に荒加工を行い、反りを最初に故意に出しておきます。加工材料の反りが発生した後、再度両面に仕上げ加工を行うことで、反りを軽減した品物が作成できます。この工程を踏むことで、高精度部品を安定的につくることができます。
微細加工部品の反り軽減
高精度の板物の加工を行う際には、反りを軽減することが重要なポイントとなります。反りが出てしまうケースでは、両面を粗取り加工し意図的に反りを出しておきます。その後に両面を仕上げ加工することで反りを除去し、精度を確保することができます。