極小・薄物部品の測定方法
極小・薄物部品の寸法測定は接触型の測定器(ノギス、マイクロ、三次元)で測定を行うと、測定器自体のサイズが合わなかったり、力加減により部品が変形してしまうので、サイズの正確な測定が困難になるケースが多くあります。
非接触式で極小・薄物部品を測定
非接触型の測定器(画像、顕微鏡)を使用して測定を行います。場合によっては確認作業として、形状に合わせた測定治具を製作(例 2.0±0.01の部品の場合 2.01の治具と1.99の治具を製作)して実際に部品をはめ込むことで、精度測定を実現します。
はめ込み治具で測定する
接触型の測定器では、力加減により、ゆがみ、まがり、つぶれ等の部品への圧力による測定誤差が発生してしまいます。それらを解消するために非接触型測定器を使用します。更に測定器の測定範囲を超えるような高精度な部品の確認のためにはめ込み治具を複数使用することで、微細な精度測定を実現します。